6/20から始まった東京サラブレッドクラブの2022新規募集
1000口以上の締め切りは過ぎてしまいましたが全53頭の評価をしていきたいと思います
評価といっても専門家のような長文は書けませんので(;^ω^)
あくまでも素人が思ったことをそのまま記録しているだけですので参考程度に見ていってくださいませ
この記事では美浦入厩予定のロードカナロア産駒、ハーツクライ産駒、ドゥラメンテ産駒、キズナ産駒、ハービンジャー産駒、レイデオロ産駒の①3頭について書いていきたいと思います
そのほかの記事もありますので合わせてお楽しみくださいませ
- 1.スキャットレディビーダンシング21 牡
- 2.ラストグルーヴ21
- 3.リュズキナ21
- 4.ジョリージョコンド21
- 5.レインボーダリア21
- 6.サンダーカップ21
- 7.ドライヴンスノー21
- 8.サークリングⅡ21
- 9.サンタフェチーフ21
- 10.シアードラマ21
- 11.アストライア21
- 12.レッツサッチャー
- 13.レッドエルザ21
- まとめ
1.スキャットレディビーダンシング21 牡
母系にStorm Cat、ミスプロ、フォーティーナイナーと米国ダートの血がてんこ盛りでいかにも前向きでスピードがありそうな血統構成ですね
とはいえ母系が優秀というわけでも母に特別実績があるわけでもないのでダート短距離とか狙うのであればそれに特化した父がいますのでわざわざ価格が高いロードカナロアにする必要もないのかと感じます
馬体重が390kgと小柄ですが兄弟のハーツアズワンも同じようなサイズでしたけどデビューするときには100kg近くボリュームアップしていましたので特に気にする必要はないかと思います
厩舎のキムテツさん自身は芝・ダートどの条件でもある程度の結果は期待できますので問題はなさそうですね
評価⇒見送り
2.ラストグルーヴ21
出ました!東サラのエース格 ラスグルさん!
エアグルーヴ一族 私がとやかく言う必要ないでしょう
ただ、ロードカナロア×ディープインパクトはニックスのインパクトほど活躍できていない印象がありますね 良血馬が多く価格も高いことから期待値は高いですけどクラシックを狙うなら別の仔を狙った方がいいような…
兄弟も気性が難しい子が多く、本馬も適性距離はかなり限られてきそう
候補にすら入れていないので動画は見ておりませんw
評価⇒見送り
3.リュズキナ21
出資しているレッドジェネシス、レッドヴェルティスの妹
ハーツクライ産駒に必須ともいえるNorthern Dancerクロス持ち 母父はStorm Catは成績は微妙ですがハーツの緩い馬体をカバーする上でSadler's Wellsが入っているのは好印象
しかし、ただパワーがあるだけでそれ以外の要素が少ないのが難点ですね LyphardやNever Bendとかあれば文句なしなんですが…
早生まれなだけあって450kgとかなりの大柄 歩様はしっかりしているんですが現段階では血統通り重苦しさが出てしまっている印象ですね
集中力が欠ける仔が出やすい母系を国枝先生がどう育てるのか楽しみにしております
評価⇒見送り
4.ジョリージョコンド21
母がサトノクラウンの全姉という超良血ですが、ディープインパクト産駒を3頭産んでいますが非根幹長距離、ダート替り、障害転向など父の良さが出なかった模様
父をドゥラメンテに変わったこととしても母系の重さは変わらないと思いますがミスプロクロスで絶対的なスピードを伝えてくれるMiswakiの血が覚醒してくれればワンチャン
3月生まれで411kgと小柄で動画映えはしませんでしたが管囲は標準 デカくなりすぎると芝適性が削がれるだけなのでむしろこれくらいの方が良かったりする?
生産育成がノーザンではなくなりましたがそのせいか運営が自信がないのか分かりませんが母系の割に募集価格がお安く感じるので半兄のロードカナロア産駒がデビュー戦でどれくらいできるか分かるまで様子見できればいいんですが…
厩舎がノーザン御用達の宮田厩舎ということで扱いが心配になりますが即見送りというわけでないかな?
評価⇒見送り
5.レインボーダリア21
母はタフな馬場で開催されたエリザベス女王杯を勝ったレインボーダリア
Roberto、Graustark、ノーザンテースト、Rivermanと欧州色が詰まった母系
厩舎がタイトルホルダーを管理している栗田厩舎なので血統的にダブって見えなくもないと感じたのですが…
あちらには欧州色豊かでもGone Westというスピード強化要素があったので本馬とは違いましたね(;^ω^)
兄弟も未勝利ですし馬体も歩様も血統通り重厚な印象を持ちました
評価⇒見送り
6.サンダーカップ21
半姉にケンタッキーオークスを制したLovely Mariaがいます
母父にミスプロがいるドゥラメンテ産駒牝馬ということで今年の2冠牝馬サウンズオブアースを思い浮かべてしまいました(本馬とは母系の差が激しいので比べるのは酷ですが…)
とはいっても本馬の母系にはミスプロの他にパワーのStorm Bird 持続力のNijinskyと必要な血はしっかり入っているのは好印象ですね
管囲も標準で馬体も程良いサイズなのは良いんですが16歳と高齢出産の域に入ってきてること 集中して歩けていないというネガポイントがありますね
入厩先の萩原厩舎は最近元気がありませんが本馬の適性がマイル~中距離くらいなので相性自体は悪くない
価格もお手頃ですし人気もなさそうなのでじっくり様子見が出来そうなのでじっくり吟味していこうと思います
評価⇒見送り前提の保留
7.ドライヴンスノー21
チューリップ賞でとてつもない末脚を見せてくれたルージュスティリアの半妹
Storm Catの柔軟性をNashwanでしっかり引き締めて加えてNijinskyの持続力と必要な血がしっかり入っているのは好感が持てますね ただそれと同時にStorm BirdとNijinskyのニアリークロスが濃いのでスティリア同様本馬も気性や出遅れ癖に悩まされる可能性が高い まあそれと同時にホームランの可能性もあるんですけどね
厩舎はサウンズオブアースを管理している高柳厩舎ですからまあ期待しちゃいますよね
管囲も標準ですしサイズも手頃 姉とそこまで変わった感じはしませんでした 育成がノーザンから吉澤ステーブルに替わるだけでここまで価格が下がるのであれば狙っても良いかと
評価⇒検討
8.サークリングⅡ21
Galileo×デインヒルとパワーとスタミナがてんこ盛りと思いきやミスプロとMill Reefでスピードや柔軟性をしっかりカバーできているバランスの取れた母系ですね しかし父がディープ産駒の中でもパワー型の絆なので牡馬だとちょっと重すぎるような気もする
まだまだ子供っぽいところはあるが鍛えがいがある大柄な馬体
血統面も国枝厩舎も馬格も非の打ち所がないのでこの人気は致し方ないところ
最優先使わないと出資できないでしょうがダメ元で申込
評価⇒申込
9.サンタフェチーフ21
近親にサリオス、サラキアがいるなぜサンデーやセレクトに行かなかったのか分からないほどの今年東サラの目玉の1頭
体質が弱いSaldentigerin母系に加えて管囲が結構ギリギリで馬体も小柄 繋ぎも立ち気味とネガポイントのオンパレード まさか体質に問題有と思われた初仔よりも小柄なんですから東サラまで回した理由がここで垣間見えるわけですが…(;^ω^)
そんな初仔のスーパーチーフ(キンシャサノキセキ産駒)がこの募集期間中に阪神ダート2000mで豪快な末脚で未勝利勝ち スーパーチーフの募集時のデータを見ると2月生まれで本馬より少し413kg しかし管囲が本馬とは違い20.8となかなか太かった 結局デビューするまで馬体は488kgまで増えています
本馬は管囲的に兄ほどのボリュームアップは期待できませんが馬体のバランスは良かったですしLyphardではなくAlzaoのクロスがあるように狙いは芝なのでこれくらいで良いのかも?
かなりリスクがありますが非常に夢がある血統ということでハズれるでしょうけど抽選会には参加することにしますw
評価⇒申込
10.シアードラマ21
母は米国ダート中距離G1を3勝 おばのビッグドラマは牡馬チャンピオンスプリンターという良血
キズナと相性が良いFappiano系ですがそのほとんどってUnbridled系だよなあというイメージが強すぎて血統的には強みがあるのかどうか… 兄弟もディープインパクト産駒のサトノルーチェが2勝をあげていますがこれが強みになるのかも疑問
408kgと小柄で推せるポイントは特にありませんがカタログに書いてある通り古馬になってから活躍するタイプだと思うので現状はこれで仕方ないのかも… 管理厩舎が推しのタナパク厩舎でそれだけでも出資したいが…
評価⇒見送り
11.アストライア21
多くの活躍を輩出したベガ一族 祖母は桜花賞を制したハープスターという良血
曾祖母ヒストリックスターやその子どもヒストリックレディはまあ優秀といえる繁殖実績ですがハープスターを始めそれ以外が結構悲惨でノーザンからもどんどん売られてしまっているんですよね 本馬もそのうちの1頭
キングカメハメハ、ディープインパクトが入る豪華な母系ですがNureyev×Fairy Kingでしっかり引き締めてくれていますから血統構成は好み
本馬も体質が弱かった母の初仔ということで389kgと小柄 しかしこれは4月生まれということもありますし管囲は20.5と標準というよりやや太いので100kg近くはデカくなるんじゃないかと思います
辻牧場生産・育成というのが不気味ですがロマン溢れる母系に誘われて…
評価⇒申込
12.レッツサッチャー
エリザベス女王杯であっと言わせたクィーンスプマンテが近親にいる何とも渋い血統構成ですね
レイデオロもキングマンボ系なので引き出し型 兄弟を見てもDeputy Ministerの影響が強い印象
馬体はほぼ2月生まれとしては小柄なのは気がかりですが芝でも十分やれそうな馬体 育成がパワー型の育成に定評がある社台 ダート育成に定評がある加藤厩舎 中身はしっかりしていていたので化ける可能性は十分
評価⇒見送り
13.レッドエルザ21
現役時代は未勝利に終わりましたがEnglish Channelの全妹らしく堅実な繁殖実績を持つレッドエルザ そのエルザと新種牡馬レイデオロの注目の配合ですね
English Channelの中距離適性を受け継ぎながらもミスプロ4×5×3に加えてNureyevクロスもあるのでマイルでもやり合えるくらいのパワースピードと牡馬顔負けの豪快な伸びを期待
動画を見ると去年の半姉ルージュアルルの映像を見ているのかと思うほど雰囲気がダブりましたね アルルや兄弟のように3歳秋から覚醒してくれることを願っております 母馬優先も無いのでまあスルーですよね
評価⇒見送り
まとめ
とりあえずこの13頭の中で申込むのはサンタフェチーフのみの予定でしたが健闘予定のドライヴンスノーにも注意報が出てしまったので現状ではこの2頭ですかね
検討していたアストライアですが最新の情報で注意報が出てしまったようで様子見ができない模様
最優先を間違えると全落もあり得ると思っているので慎重に考えたいと思います