先週の3連休開催では合わせて11頭の出資馬が出走したので今回の振り返りは前半と後半に分けてお送りしたいと思います
まずはキャロット3頭、シルク1頭、DMM1頭の出資馬5頭が出走した土曜のレースから振り返っていきたいと思います
アグラード (キャロット)
生年月日 2021/4/8
募集価格 8万/3200万募集
生産 安平町 ノーザンファーム
キャロットで出資しているニューイヤーズデイ産駒の2歳牡馬アグラードが東京3R 2歳未勝利 芝1400mに出走
2着のバトトラーレをゴール前でクビ差かわしてをつけて初勝利をあげました
秋の東京競馬最初の芝のレースとなった東京3R
600m通過が35.6 上がり3F33.9という東京芝1400mの典型的な遅い流れから速い上がりを求められる一戦となりました
スタートはやはり上手くないようでこの日も若干の出遅れ
開幕週の東京大外枠でこれはなかなか厳しいかと思いきや楽な感じで徐々にポジションを押し上げて直線に入ったところでは中団の前まで進出
そこから慌てることなく十分な進路を確保すると一気に伸びて前を行くパストラーレをゴール手前でギリギリかわし見事初勝利
パストラーレは最内からロケットスタートを決めてペース配分も完璧な競馬をされたのでこれは届かないかなと思いましたが凄い脚でした
パドックでは前走から馬体を減らしていましたが相変わらずパンパンなトモをしていたアグラード
強い競馬はできましたが上のクラスで出遅れはなかなか厳しいものがあるので早いうちに改善できればいいなあ
トライデントスピア(キャロット)
生年月日 2021/2/4
募集価格 12.5万/5000万募集
生産 安平町 ノーザンファーム
手術歴 左前副手根骨骨折 骨片除去手術(2022年4月)
キャロットで出資しているダイワメジャー産駒の2歳牡馬トライデントスピアが東京5R 2歳新馬 芝1800mに出走
勝ち馬タリフラインから0.6秒差の4着でした
募集時はダイワメジャー産駒らしいボリュームはしているものの、歩様は柔らかくバネがありこういうタイプがどのような活躍をしてくれるのか面白そうだなと思いバツ1優先をこの馬に突っ込み出資が叶いました
1年経って筋肉が産駒らしく硬くなってくるかと思いきや脚をスラッとしていてストライドが大きくやはりダイワメジャー産駒らしくない狙い通りの競走馬になってくれたようです
レースは600m通過が36.4、1000m通過が62秒と新馬戦らしい決め手比べとなりました
トライデントスピアは最内枠でスタートに失敗 すぐに蓋をされて中団~後方待機でレースを進めます
直線では一瞬スペースにも突っ込めず決着がついたところでジリジリ伸びてきて4着といった感じでした
スムーズさを欠いたのは事実ですが鞍上の川田さんの手は動いていて伸びずということなのでヨーイドンの競馬には不向き?
と思っていましたが川田さんのコメントによると競馬も分かっておらず幼さが出たということでした
調教ではしっかり動けていたので楽しみにはしていたんですがいきなりの大きいところは諦めてまずは初勝利を目指して頑張ってもらいましょう
ベルファスト(DMM)
生年月日 2021/1/24
募集価格 1.4万/2800万募集
DMMで出資しているダイワメジャー産駒の2歳牝馬ベルファストが東京6R 2歳新馬 芝1600mに出走
勝ち馬ミエノジュピターにゴール前でクビ差かわされての2着でした
募集時は血統や厩舎が地味ということで無風
先ほどのトライデントスピアとは違って典型的なダイワメジャー産駒らしいタイプで更新コメントはなかなか期待できそう字面が並んでいました
ダイワメジャーは推し種牡馬なので何頭いても困らないのでギリギリまで様子見して出資することができました
レースは600m通過が35.7、1000m通過が60秒と新馬戦にしてはやや速め その分ラスト3F35秒と少しだけ上がりが掛かっています
ベルファストは好スタートから逃げた3頭のすぐ後ろの絶好のポジションをキープできました
直線に入ると垂れた逃げ馬スケルツォの空いたスペースに上手く持ち出してクリーゲリン、ラパンリュネール3頭との叩き合いに
残り300mあたりで先頭に立ってそのまま押し切る… かに見えましたが外から道中同じようなポジションにいたミエノジュピターにゴール前で差されて2着でゴールイン
敗因は松山さんが言っていたように直線で進路確保したところでラパンリュネールに塞がれそうになり早くからマッチレースしてしまったのが痛かったですね
遠征して運良く抽選突破して出走が叶ったデビュー戦でしたから勝ちたかったなあ まあしゃーないですね
ベルシャンブル(シルク)
生年月日 2020/4/10
募集価格 5.6万/2800万募集
生産 安平町 ノーザンファーム
シルクで出資しているキズナ産駒の3歳牝馬ベルシャンブルが阪神8R 3歳以上1勝クラス 芝1800mに出走
勝ち馬シュタールヴィントに0.3秒差の7着でした
600m通過が36.1、1000mの通過が60.9 ラスト4F36.1、3F34.1と遅い流れからの決め手比べというこの条件らしいレース展開になりました
ベルシャンブルはスタートもしっかり出てくれたんですが先行できず中団待機
勝負どころで仕掛け外に持ち出されて直線に入るもジリジリとしか伸びず人気を裏切ってしまいました
前走は熱中症の症状らしきものが見えて無理なレースはしなかったベルシャンブル 調教ではしっかり動けていたんですが鞍上の藤岡さんによると前進気勢が無かったとのことでした
距離が長いのかと思いましたが敗因はそこではなかったみたいですね 一度使われてレース勘が戻ってきてくれればいいんですが…
シュトラウス(キャロット)
生年月日 2021/1/24
厩舎 美浦 武井亮厩舎所属
募集価格 12.5万/5000万募集
生産 安平町 ノーザンファーム
キャロットで出資しているモーリス産駒の2歳牡馬シュトラウスが東京11R サウジアラビアロイヤルC 芝1600mに出走
勝ち馬ゴンバデカーブースから0.3秒差の3着でした
600m通過が34.9、1000m通過が59.2 上がり4F46.5、3F34.2と結果的に遅い流れからの決め手比べにはなっていますが、前半1000mは平均より0.7秒くらい速くいかにも開幕週の東京芝らしいレースとなりました
シュトラウスは1馬身ほど出遅れスタートに失敗 ルメールさんが必死になだめるも全く折り合えず一時は先団の後ろまで押し上げてしまいます
前が壁になったことで結果的に中団で直線を迎えると逃げ粘るレーヴジーニアル、外から差してきたボンドガール、ゴンバデカーブースと4頭との争いになるも新馬戦で見せたような脚は使えず何とか3着確保したといった印象でした
やはり折り合えなかったのが一番の敗因ですね 新馬戦みたいにそのまま逃げてもと思いましたが、平均以上のラップが出ていましたし気性が原因で2歳でそこまでやってしまうのはなかなかリスクがありますからこればかりは仕方ないですね
しかしパドック見ると馬っぷりはレベルが違いますし返し馬の迫力は凄かったので、これを何とか陣営が良い方向に持っていってくれることを信じております