だいぶ投稿をサボってしまいましたが一応生きていますw
この記事では先日発表されたシルクホースクラブの2021年度追加募集され美浦に入厩する6頭のお馬さんをざっくり評価していこうと思います
あくまで素人の一口メモ書きのようなものなのでご理解した上でご覧ください
栗東編も合わせてお楽しみくださいませ~
オーサムフェザーの20 牡
父 ハーツクライ
母 オーサムフェザー
母父 Awesome of Course
Lyphard4×4
1/30生まれ 12歳時出産7番仔 ノーザンファーム生産
1口価格10万(募集総額5000万)
美浦入厩予定
母オーサムフェザーはアメリカ産 マイル前後のダートで10勝をあげています
2歳時にBCジュベナイルフィリーズを制し最優秀2歳牝馬に輝きます
転厩や脚部不安の影響で3歳春を棒に振りますが復帰2戦目のガゼルS(G1)を5馬身の圧勝しています
ハーツクライにはスピード型血統が相性が良く、アドマイヤエイカン(札幌2歳S)、マイラソディ(京都2歳S)、アドマイヤミヤビ(クイーンC)などなどダート向きのスピード血統デピュティミニスター系ももちろんこれに該当(数が多いというのもありますが)
それに加えてリファールのクロス持ちということでリスグラシューのような爆発力も期待できる
ニックスも水準以上なのは間違いないもののやはりオーサムフェザーの仔特有の体質の弱さや脚元が心配(半姉のハワイアンフェザーが1戦で骨折し引退) サンデーの募集馬リストから消えたというのも気になるポイント
とはいえアメリカ2歳女王の仔のハーツクライ産駒牡馬としてはなかなかのお買い得
4勝したスーパーフェザー以来の牡馬ということで期待がかかる
ハワイアンフェザーの借りをこの馬に晴らしてほしいところですが触手は動かないので見送り
ファイナルディシジョンの20 牝
父 ロードカナロア
母 ファイナルディシジョン
母父 Super Saver
His Majesty5×3
Northern Dancer5×4
Mr. Prospector4×5
4/29生まれ 7歳時出産3番仔 ノーザンファーム生産
1口価格9.6万(4800万)
美浦入厩予定
母ファイナルディシジョンはアメリカ産未勝利 祖母パランガナの仔にBCフィリー&メアスプリントを制したインフォームドディシジョンがいます
セレクトセール出身馬 3000万でシルクが落札しています
不良馬場のケンタッキーダービーを押しきったSuper Saverだがこの系統とキングマンボ系と組み合わせは数も少なく比較ができない
母系の良さを引き出すキングマンボ系なので兄弟を見る限り適性はダート? そうなると、牝馬というのはマイナスかもしれない(馬格がある血筋なのでカバーはできるかも)
高騰していたセレクトセールでノーザン生産のロードカナロア産駒で3000万と評価が低かったのも気になるし、母がアメリカンオークス馬のベルローブ(デックドアウトの20)、母がBCフィリー&メアスプリント2着のダストテイル(ダストアンドダイヤモンズの20)、母系が優秀なアルプスソング(アーデルハイトの20)など血統の裏付けが十分な同世代のロードカナロア産駒牝馬より価格が高くなっているのはどうも腑に落ちない
こちらも同世代にレッドルヴァンシュ(レッドアヴァンセの20)期待のロードカナロア産駒に出資できたので見送り前提で考えています
レーヌドブリエの20 牡
シルクホースクラブの追加募集が発表となりました。
— LakeVillaFarm (@villa_lake) 2022年3月26日
レーヌドブリエ20
父 エピファネイア
牡馬 黒鹿毛
パワフルで素晴らしい馬体の本馬、レイクの秘蔵っ子として入れていただきました!
やっとお知らせできて嬉しいです。
皆さま、ご検討よろしくお願いいたします。 pic.twitter.com/3v7YwlRiqL
父 エピファネイア
母 レーヌドブリエ
母父 ゼンノロブロイ
サンデーサイレンス4×3
Hail to Reason5×5
2/27生まれ 8歳時出産2番仔 レイクヴィラファーム生産
1口価格12万(募集総額6000万)
美浦入厩予定
母レーヌドブリエは中央4勝 祖母は牝馬G1 5勝のメジロドーベルがいます
父エピファネイア×母父ゼンノロブロイは16頭がデビューしておりそのうち5頭が勝ち上がり
紫苑S3着のシーズンズギフト、京成杯3着のヴェローナシチーと母系に恵まれないながらもまずまずの成績 しかし今年は本馬の他にも近親にリスグラシューがいるココクレーター(プルメリアスターの20)、 牝馬重賞3勝馬を母に持つレヴォルタード(バウンスシャッセの20)、セレクトセールにて2億2000万で落札されたチャンスザローゼス(ヴィンテージローズの20)と数は少ないものの良血が揃っているニックス
メジロドーベル一族も大物こそ出さないものの勝ち上がり率は優秀 兄ロマンドブリエは未勝利と苦戦していますが今回は父がエピファネイアに変わってノーザンテースト、メジロボサツのクロスが消える これでサンデー4×3が強調してくれるはず
大人気エピファネイアの牡馬 大きなレースこそ勝てなかったが堅実に稼いだ母 祖父はメジロドーベルということで価格的には割高な気もするがギリギリ許容範囲内
出資したい気持ちは山々ですがこちらも同世代にエナジーチャイム(カリンバの20)期待のエピファネイア産駒に出資できているので見送り前提ですが馬体や厩舎次第で決めたい
ルミナスハッピーの20 牡
シルクホースクラブ、追加募集 2
— LakeVillaFarm (@villa_lake) 2022年3月28日
昨年のセレクトセールでご購買いただきました、
ルミナスハッピー20
父 ハービンジャー
牡馬 栗毛
個性的な顔のヤンチャ坊主。
軽くて柔らかい走りと、リードホースのトリオンフに毎日ビシビシと鍛えられている姿が印象的でした!
よろしくお願いいたします。 pic.twitter.com/VBZ9i5HdHE
父 ハービンジャー
母 ルミナスハッピー
母父 アグネスタキオン
Northern Dancer5×5×5
4/21生まれ 15歳時出産10番仔 レイクヴィラファーム生産
1口価格6万(募集総額3000万)
美浦入厩予定
母ルミナスハッピーは未出走 半兄に函館記念を制したルミナスウォリアーがいます
セレクトセール出身馬 1500万でシルクが落札しています
父ハービンジャー×母父アグネスタキオンは87頭がデビューしておりそのうち27頭が勝ち上がり
中でも2歳重賞を2勝したニシノデイジーの活躍が目立つが、一線級で活躍している馬は少ないのは気になるところ
全兄に重賞馬がいるとはいえ母系が優秀というわけでもないし怪我が原因でデビュー前に引退した母の高齢出産は少々怖さはありますね
遅生まれということもあるかもしれないがセレクトセールの時もかなり小さかった モノになるのは先の話になりそうだが長い目で見られるのは個人的にはポイント高め
ハービンジャー産駒ということで短距離路線やダート替りは血統的に対応は難しいので厩舎はめっちゃ重要 好きなのになかなか出資できていないので狙ってみたい気もする
カールファターレの20 牡
父 ダンカーク
母 カールファーレ
母父 キングカメハメハ
Mr. Prospector5×4
Raise a Native5×5
2/11生まれ 13歳時出産8番仔 ノーザンファーム生産
1口価格4.8万(募集総額2400万)
美浦入厩予定
母カールファターレは中央1勝 曾祖母はダイナカール 全兄にシークレットラン、半兄アドマイヤルプスは3勝クラスを勝っています
父ダンカーク×母父キングカメハメハは13頭がデビューそのうち4頭が勝ち上がり
オープン勝ち馬いないがダンカーク自体がマイナーなのでこれは致し方ない
ダンカークはダートで活躍する馬が多く芝も中距離以下が基本 芝の長距離路線で活躍するシークレットランは異端児的存在と言えるためあまり参考にできない 逆に言えば芝ダート様々な適性の下地もあるということなのでその点は安心できるともいえる
しかしセレクトセールを欠場した過去があるのでそのレベルの頓挫を経験していることは確定 早生まれなのでそれなりに仕上がっていても不安要素ではある とはいえダンカークは好きな種牡馬なので候補の1頭
バシマーの20 牡
父 サトノアラジン
母 バシマー
母父 Grand Lodge
Burghclere4×3
Northern Dancer5×5
Secretariat5×5
1口価格4.4万(募集総額2200万)
美浦入厩予定
母バシマーは中央未勝利 母の産駒7頭が勝ち上がっている堅実な繁殖成績
産駒が少ないのでニックス評価は割愛
サトノアラジンはディープ産駒としては遅咲きという異端児で産駒の成績も芝5勝 ダート10勝とこれまたディープ産駒らしくない成績
現時点で言えるのは芝で活躍するのは牝馬 牡馬は中距離ダートというイメージ マジックストームのストームキャットが効いているんでしょうね
ディープ系の中でも芝適性が中途半端なサトノアラジンなので母系で補完したいところですがバシマーはヨーロッパの色が濃いので芝は厳しいのではないかと思っている
またヨーロッパのパワーはダート適性とも異なるのでどっちつかずになってしまうような気もする
こうなると成績が芝特化している厩舎になると大幅なマイナス それも踏まえて考えたいところ
まとめ
現状ではレーヌドブリエは申し込み濃厚でカールファターレ、ルミナスハッピーが候補といったところでしょうか
馬体やら厩舎やらキャロット追加募集とも睨めっこしながら考えたいと思います