東京サラブレッドクラブで出資しているディープインパクト産駒の牡馬レッドランメルトが1/5中山11R 中山金杯(4歳以上オープン ハンデ)に出走しました
今回は重賞初挑戦となったランメルトのレースっぷりを振り返っていこうと思います
レッドランメルトについて
血統
母 クイーンズアドヴァイス
母父 Orpen
Halo 3×5×4
Northern Dancer 5×5×5
2019年1月29日生まれ 9歳時出産2番仔 社台牧場生産
募集総額6800万 1口価格17万/400口
戦績と前走回顧
通算戦績 10戦4勝
前走は12/11中山10R常総ステークスに出走しました
出走メンバーにはレヴァンジルやククナといった同世代のトップ戦線で戦ってきた強敵が揃いました
12.9-12.3-12.5-12.2-11.8-11.7-11.5-11.3-12.3(37.7-35.1)
ゆったりした前半から徐々にペースアップしそのままゴールへ雪崩れ込んでいく中山1800mらしい展開
レッドランメルトは外枠から先行しきついコーナーも器用にこなし、逃げるソウルトレインや外からプレッシャーをかけてくるレヴァンジルらとのデッドヒートを制し見事1着
1勝クラスから怒涛の3連勝で見事なオープン入りを果たしてくれました
ディープインパクト産駒ながらヨーイドンの瞬発力勝負だと若干分が悪かったレッドランメルト
このような持続力が問われるレースは上のクラスでは絶対こなさないといけない課題だったのでまずはひと安心ですね
【常総S】(中山)ゴール前の接戦を制したレッドランメルトが勝利しOP入り|競馬実況web|競馬|ラジオNIKKEI
北村宏司騎手のコメント
「流れに緩急があると思い、あのポジションで競馬をしました。リキみはありましたが、じっとしていたので反応してくれるだろうと思いました。2着馬が側に来てから踏ん張り返してくれて、よく走ってくれました」
中山金杯レース展望&回顧
レース展望
出走メンバーには目黒記念を制したウインキートス、ラジオNIKKEI賞を制したフェーングロッテン、青葉賞を制したワンダフルタウン、きさらぎ賞を制したマテンロウレオとラーゴムといった重賞ウィナーが5頭
そこにホープフルステークスで3着経験のあるラーグルフ、ローカル重賞で好走しているアラタ、スカーフェイス、ヒュミドールといった強敵も揃っています
流石に重賞といったメンバーですね
そんな強敵相手にレッドランメルトは不運なことに大外枠を引いてしまいました
前走は同じ中山外枠をこなしてくれましたが、今回は1ハロン延長でこのメンバー相手ではなかなかきついいものがありますが、力をつけたレッドランメルトがどこまで通用するか良い試金石となります
レース回顧
北村宏司騎手のコメント
「枠がつらかったですね。前に壁をつくりたかったが、つくれず道中でためが利きませんでした。立ち回りひとつで重賞でもやれそうです」
レース展望通りの展開と敗因なのはまあ良いんですけど…
前半1000mが60秒6でゆったり流れてるのに上がりが掛かって勝ちタイムが2:00.2なのでレースレベル的にはイマイチ
当日はCコースに変わって内が残りやすいとか向かい風で外からの差しづらいとかありますけど、最終レースの中山金杯と同じ条件で行われた2勝クラスのレースで、57キロを背負ったローシャムパークがこれまた金杯と同じような流れで最後は余裕持って同タイムで勝ってしまいました…
そうなると必然的に金杯に出走したメンバーが不甲斐ないレースをしてしまっていることになるのでこれでは重賞で通用しているかどうか私の中では答えは出ませんでした
結果だけ見れば大外枠から先行して勝ちいく競馬をして0.3秒差ならば重賞初挑戦としては良く頑張ったいえるんですけどね…
レース後ですが馬体や脚元に異常は無く、ノーザンファーム天栄に短期放牧に出された模様です
次走に関しては得意条件でもある中山1800mで行われる中山記念or同じ1800mの小倉大賞典を目標にするとのこと
得意条件での重賞挑戦になりそうなので次走こそ試金石の一戦になりそうですね
良い枠良い条件で迎えてくれることを願うばかりですな…
ともあれ重賞初挑戦お疲れ様でした