シルクホースクラブで出資しているドゥラメンテ産駒の牝馬 サンカルパ(牝3)が4/10 中山6R 3歳1勝クラス 牝馬限定(芝1800m)に出走しました
サンカルパについて
血統
父 ドゥラメンテ
母 ハイドバウンド
母父 Grand Slam
Mr. Prospector4×4
トライマイベスト、El Gran Senor5×4
Nureyev5×4
Northern Dancer5×5
2/7生まれ 12歳時出産7番仔 ノーザンファーム生産
1口価格4.8万(募集総額2400万)
美浦 田中博康厩舎所属
母ハイドバウンドはアルゼンチン産 重賞2勝にを含む5勝をあげています
戦績
現在4戦1勝
前走は2/27 中山9R デイジー賞(3歳1勝C 牝馬限定 芝1800m)に出走
2番人気のオンリーオピニオンを逃がして番手での競馬
折り合いもついて徐々にプレッシャーをかけていく理想的な競馬ではあったのですが断然1番人気のルージュエヴァイユに豪快に差しきられクビ差の惜しい2着に終わりました
ラストは止まっているわけではなくムチを入れると右に左にヨレるヨレる…(汗)
あれがなければ勝っていただけにもったいない一戦でした
(中山の馬場状態)馬場造園課 松原秀樹課長「1回中山終了後、芝は傷んでいる箇所へ洋芝の種を追加でまき、凹凸を整え肥料を散布。およそ2週間シート養生を行いました。低温の影響で芝の生育に若干不揃いなところがありますが、全体的には概ね良好な状態です」#競馬 続きます
— ラジオ日本「土曜・日曜競馬実況中継」 (@keiba1422) 2022年2月26日
続き(中山の馬場状態)馬場造園課 松原秀樹課長「今朝の芝の含水率はゴール前12.1%、4コーナー13.1%。クッション値9.5と想定通りの良好なコンディションです。ダートコースは前開催終了後従来通りの砂厚調整を行いました。今朝の含水率はゴール前6.1%、4コーナー5.8%」#競馬 続きます
— ラジオ日本「土曜・日曜競馬実況中継」 (@keiba1422) 2022年2月26日
12.9-11.9-12.2-12.0-11.8-11.9-11.6-11.4-12.7 (37.0-35.7)
勝ちタイム 1:48.4
中山1800m1勝C水準 1:49.0
当時の中山は開幕週だったものの超高速というわけでもなかったので1:48.4は水準並みまたはそれ以上といっていいでしょう
デイジー賞振り返り
出走メンバー
チューリップ賞で一瞬おっ!?と感じさせるシーンがあったオーソレミオ
君子蘭賞ではチグハグなレース運びで全く競馬にならなかったゴールドエクリプス
他には兄弟にはオープン馬が3頭もいるスマートオリーブや未勝利を2着に5馬身の大差をつけてぶっちぎったホノノディーヴァ
見ても分かるように桜花賞や忘れな草賞といった牝馬限定戦がある阪神の真裏開催ということで未勝利馬2頭を含めた9頭と低調なメンバーが揃いました
やってみなくちゃ分からないですが…
前走の内容を考えるとここで負けられないレース
道中の流れ
2番手に控えた前走とは違ってロケットスタートを決めると後続をどんどん突き放していくサンカルパ
向こう正面では4~5馬身リードを保ちながら軽快に飛ばしていきます
3コーナーを過ぎたあたりからようやく2番手集団のタガノフィナーレ、ホノノディーヴァ、オーソレミオ少し遅れてゴールドエクリプスが徐々に迫ってサンカルパのリードは3馬身で直線へ
後続をひきつけて直線の入り口で追い出し&ゴーサインをかけたサンカルパ
後続も必死に追うが脚色がサンカルパと一緒になってしまい差は縮まらずセーフティリードを最後まで保ってゴールイン!
ざっくりレース分析と感想
津村騎手「ペースは速かったけど、この馬自身無理していってるわけではないですからね 長くいい脚を使うので、頑張りましたね」
田中博調教師「距離は持つと思います。走りからしても質の高い馬です」
津村騎手「少頭数なのでハナも想定していました。少々ペースは速くてもリズムを崩さないよう心掛けました。長くいい脚を使ってくれましたし、距離は延びても大丈夫」
田中博調教師「今日は小細工なしに全能力を発揮させる競馬をしてもらいました。新馬のころよりは良くなりましたが、体幹がしっかりしていないので一本調子になりやすい。今は気持ちで走っていますが、体の成長を待ちたい」
津村騎手「少頭数でハナに行く競馬も想定していた。ペースは速かったけど無理していないし、この馬のリズムで運んで強かったですね。距離は延びても大丈夫」
田中博調教師「今日はメンバーも考えて小細工なしの競馬をしてもらった。まだ緩急をつけるような体幹ができてなくて、一本調子の感じが弱点。成長を待ちたいですね」
(中山の馬場状態)馬場造園課 野津智課長「晴れて最高気温は25℃度の予報。先週(日)今週(月)と合わせて47.5mmの雨量を計測。芝の含水率はゴール前12.2%、4コーナー12.7%と適度に水分を含んでいます。クッション値は9.4と昨日とほとんど変わりません。今日は天気も良いのでこの後乾いていきそうです」
— ラジオ日本「土曜・日曜競馬実況中継」 (@keiba1422) 2022年4月10日
(中山の馬場状態)馬場造園課 野津智課長「芝はBコース4日目。先週は雨の中で競馬を行ったので、ある程度傷みがでましたが、昨日一日使って新たに傷んだところはありません。3~4コーナーと正面直線の内柵沿いに傷みがありますが、その他は概ね良好です」#競馬
— ラジオ日本「土曜・日曜競馬実況中継」 (@keiba1422) 2022年4月10日
12.6-11.9-11.5-11.8-11.6-11.7-11.5-11.6-12.4(36.0-35.5)
勝ちタイム 1:46.6
中山1800m1勝C水準 1:49.0
雨の影響を受け続けていた中山でしたが先週は待ちに待ったパンパンの良馬場での開催となった為、開幕週並みのかなり速い時計が出る馬場状態でした
それを考慮しても前半59.4と1勝Cでは速い流れを自ら作って最後までバテずに押しきった勝ちタイム 1:46.6はかなり価値がある内容
※パンサラッサが勝った中山記念の勝ちタイムは1:46.4
※ビーアストニッシドが勝ったスプリングSの勝ちタイムは1:48.4
※スタニングローズが勝ったフラワーCの勝ちタイムは1:48.5
馬場状態もペースも違うので比較はできませんがサンカルパの勝ちタイムはオープンクラスでも十分通用するものである
ただタナパク先生が言うようにまだまだ体幹が不安定さが残るのは確かで前走よりはマシになったものの直線ではまだヨレているのがパトロールビデオで確認できます
前走も感じましたがこの馬は成長すればもっと走れると確信しているのでタナパク先生が出資者のことを考えて無理にスイートピーS⇒オークスみたいなローテを考えていなくて安心しました
ツイッターでも書きましたが今回はあくまで少頭数で相手も手頃だった クラスが上がるとあんなに気分良くは競馬させてもらえない まだまだ馬は成長途上だから次走人気になっても過信禁物です
それでもよく頑張りました👏
おめでとうサンカルパ!
ツムツムも
タナパク先生も
仕上げてくださったスタッフの方々も
ありがとうございました