シルクホースクラブで出資しているアナザーリリックが10/17 阪神11R 第26回秋華賞に出走しました
アナザーリリックについて
アンソロジーの18 一口価格2.8万（募集総額1400万）
3/17生まれ 14歳時出産8番仔 ノーザンファーム生産
母アンソロジーは中央2勝 おじに目黒記念連覇したポップロックがいます
※リリちゃんはシルクの1次募集で満口にならなかった子です
アナザーリリックこれまでの戦績と前走のレース回顧
5戦3勝
5月のNHKマイルカップ以来3か月ぶりのレースとなった前走の佐渡ステークス
NHKマイルカップを制したシュネルマイスターが安田記念でも好走したことによって評価が上がったことに加えて斤量52キロも後押ししてリリちゃんは1番人気に支持されました
レースではいつものように中団より後方に構えて脚を溜め、徐々に外に持ち出し、直線で鞍上津村騎手のGOサインがかかると前にいた各馬をまとめて捕らえあっという間に先頭に立ち、結局2着のゴルトベルクに2馬身1/2の差をつけ完勝
当日の新潟が超超高速馬場だったこともあり1:45.2と水準よりもかなり速い勝ちタイム
2着のゴルトベルクはその後中山で3勝Cレインボーステークスを勝利、3着のモズナガレボシにいたっては小倉記念を制するなどハイレベルな一戦だったことを示しています
秋華賞直前のリリちゃん
札幌記念ではラヴズオンリーユー、ブラストワンピースなど歴戦の古馬を破った桜花賞馬ソダシ、ゴールドシップ産駒初のG1馬ユーバーレーベン、桜花賞でソダシに0.1秒と迫ったファインルージュ、オークスでユーバーレーベンに0.1秒と迫ったアカイトリノムスメ、ローズステークスを制した上がり馬アンドヴァラナウトなど世代トップクラスの牝馬が見事に揃った今年の秋華賞
リリちゃんは佐渡ステークス後、ノーザンファーム天栄に放牧に出され先月23日帰厩し順調に乗りこまれていましたが、直前追切では落鉄するアクシデントに見舞われ追切評価も微妙なままレース当日を迎えることになりました
当日の馬体重は前走から8キロ増えて490キロ どの馬も良い状態でレースを迎えるなか、リリちゃんも太目感なく仕上がっており集中して歩けており、アクシデントの影響を微塵も感じさせない絶好の状態
秋華賞道中の様子
スタートはホウオウイクセルが出遅れた以外はほぼ五分のスタート アナザーリリックは無理に控えることなく出たなりで競馬を進めます
予想通りエイシンヒテンが逃げそれをソダシが2番手 2コーナーを過ぎると固まっていた馬群徐々に縦長に アナザーリリックはアンドヴァラナウトとアカイトリノムスメを見ながら中団外目を追走（1000m通過1分1秒2）
徐々に押し上げようとしている3コーナーでも隊列はほぼ変わらず
4コーナーに差し掛かってところでGOサイン 7番手で直線勝負 手応えは微妙だが…
あっという間に外から伸びきたファインルージュに飲み込まれももがくリリちゃん…
結局1着のアカイトリノムスメから0.6秒離されて7着同着でゴールイン…
ざっくりレース回顧と感想
勝ちタイム 2:01.2
12.8-11.6-12.2-12.3-12.3-12.0-11.5-11.3-12.3-12.9（36.6-36.5）
津村騎手のコメント
外枠は厳しかったです。勝ち馬の後ろで上手には走れてましたけど、３コーナーを過ぎてからの反応でついていけませんでした。これから力をつけていってくれればなと思います。
雨が上がったあとの良馬場 前半1000ｍが1分1秒2とゆったりした流れ これで上がり最速が2着ファインルージュの35秒5 どう考えても掛かりすぎ 勝ったアカイトリノムスメでさえ走破ランクはかなり低い評価になってしまいそう…
とこの記事を書きながら考えていたんですが当日阪神競馬場には物凄い強い向かい風吹き荒れていたことをふと思い出しました そう考えると今年の秋華賞はかなり特殊な馬場だったことが分かる
8枠15番という不利枠順 当日騎乗がアナザーリリック1鞍だった津村騎手がどんな騎乗をするか正直とても不安でした（出たなりでロス覚悟で競馬をするかいつものように後ろに構えるか）
ツムツムは前者を選んでくれました 位置取りも追い出しも完璧な勝ちにいく騎乗をしてくれました(`･ω･´)b
林先生が「距離に不安がない 枠順にも不安はない」と言われてて後者のような消極的な騎乗をしたらぶっ飛ばしてやろうかと思いましたがｗ
何はともあれリリちゃんお疲れ様でした
まさか年内で2度のG1の舞台に立てるとは思いませんでした
次走は距離を短縮するのか中距離路線を維持するかは分かりませんが、来年以降またG1の舞台に帰ってこれるよう頑張ろうね‼
