前回は新種牡馬サートゥルナーリアについてと社台サンデーで募集される産駒についてをざっくり記事にさせていただきました
というわけで今回は個人的にはサートゥルナーリアよりも注目している新種牡馬アドマイヤマーズについてざっくり見ていこうと思います
アドマイヤマーズについて
歳時に朝日杯FS、3歳時にNHKマイルCと香港マイルとマイルG1を3勝しているアドマイヤマーズ
ノーザンテーストの影響で雄大な馬体をしていたダイワメジャーにSadler's Wellsどうかと思いましたが、Halo3×5×5のクロスのおかげで中距離までこなせるマイラーになってくれました
前向き気性や雄大な馬体が強調されて短距離やダートといったイメージもあるダイワメジャー産駒ですが、ダイワメジャーは中距離をこなしていたので、アドマイヤマーズのような存在が出てきてくれたのはダイワメジャー推しとしてはとても嬉しいですね
カレンブラックヒルとの違いと理想像
カレンブラックヒルとの違い
ダイワメジャーの後継としてカレンブラックヒルが頑張ってくれています
カレンブラックヒルはアドマイヤマーズ同様、母父がミスプロ系で中距離までこなせるマイラーなので比較がしやすい
かと思いきや、カレンブラックヒルの母父Grindstoneを始め、牝系のほとんどが米国型で占められています
カレンブラックヒルがいくら中距離まで走れたとしても、産駒は逃げて逃げて後続に脚削っていたカレンブラックヒルの特徴を受け継いだ短距離馬が多く輩出されてしまいます
それに対してアドマイヤマーズはダノンキングリーに敗れた共同通信杯を見てもらえれば分かるように、よーいドンの瞬発力勝負もある程度は対応可能
これがダイワメジャー産駒らしい早期勝負可能と血上手く噛み合えばクラシックでもワンチャンあるお馬さんが誕生するかもしれないですね…
アドマイヤマーズ産駒の注意点
それでは最後に前回同様、私が思うアドマイヤマーズ産駒の注意点を簡単に書いて終わりたいと思います
まず、アドマイヤマーズはHalo3×3×5を持っているので、さらにHaloの血を入れると、スピードは強化されるでしょうけど、あまり強調しすぎると闘争心が間違った方向へ行ってしまいそうな気もするので注意したい
アドマイヤマーズの牝系には米国要素は薄いですからカレンブラックヒル産駒のように短距離でゴリ押すみたいなことがなかなか難しくなるのではないでしょうか
あと、アドマイヤマーズの長所を生かしたいのであれば、ダイワメジャーのパワーの源のノーザンテーストもこれ以上いじりたくないですね
最近のダイワメジャーのトレンド「牝系にSadler's Wellsのような欧州型を入れてより重厚にする」を信じてみるのも手ですね
ダイワメジャー産駒を参考にするのであれば母父はカレンブラックヒル産駒でも好調なVice Regent系はアドマイヤマーズでも期待したいですね 他にはトニービン系、フォーティーナイナー系とかも面白そう
シンボリクリスエスやブライアンズタイムといったRoberto系もダイワメジャー産駒とは好相性でしたがHail to Reason濃くなるのでどうなるか心配
とまあ簡単にはなりましたが、現時点ではこんな考え方でアドマイヤマーズ産駒は出資を検討していきたいと思います