先週3歳世代の未勝利戦が終わり一区切りがついたところで今世代の出資馬の現状報告を1頭ずつ簡単にしていこうと思います
まず最初に通信簿をつけるのはシルクHCで出資したゾディアックサイン
ゾディアックサインのあれこれ
ゾディアックサイン(レネットグルーヴの18)
父モーリス×母父キングカメハメハの牡馬 2/11生まれ 8歳時出産2番仔
美浦 萩原清厩舎所属 一口価格8万(募集総額4000万)
曾祖母は女傑エアグルーヴ 近親に先日この世を去った2冠馬ドゥラメンテがいます
ゾディアックサインの戦績
モーリス初年度産駒で少々お高めだと思いましたが血統と馬体を見て抽優に選びました
早い時期から牧場から「文句なし」と将来を期待されるコメントをもらい3月に異例の早さで入厩し、翌月にはゲート試験に合格と非常に順調
6月の府中デビューもあるんじゃないかとワクワクしていましたが、疲れからか馬体を減らしてしまいいったん仕切り直しになりました
しかし馬体の回復も順調で立ち上がるほど元気‼放牧先の天栄では古馬並みに完成された馬体とここでもお褒めの言葉をいただき(・∀・)ニヤニヤ
デビュー戦は7月函館 初戦からいきなりの出遅れをかましたものの、向こう正面で先頭に立つという無茶苦茶な展開でしたが、直線ではバテることなく2着に好走(1着はのちのサウジダービー馬ピンクカメハメハ)
2戦目は9月の中山 デビュー戦同様に出遅れてしまい万事休す かと思われましたが鞍上ルメールの好騎乗でまさかの勝利(3着はプリンシパルステークスを勝ったバジオウ)
初勝利を挙げた後は成長を促すために放牧へ しかしここで前向きすぎるが上になかなか馬体が増えない問題が勃発し2歳はこれにて終了
3戦目は年が明けて1月の中山 しかしこの日は大雨の影響で不良を超えた田んぼ馬場でお話にならずブービー7着に大敗 調教が凄く良かっただけに残念…
4戦目は4月の中山 鞍上をルメール⇒横山武に乗り替わり 無理に控えて馬がめちゃくちゃ掛かってしまい大敗(´;ω;`)
その後は気性の改善が見られずということで残念ながら4月中にに去勢することになりました
手術は無事成功 6月から乗り運動を再開 8月末に北海道から移動 現在は天栄で復帰に向けて調整中
ゾディアックサインの評価
現状 ★★☆☆☆
将来性 ★★★☆☆
馬体も気性も成長が無かったわけですから去勢は致し方ない むしろ早めに判断してくれた陣営に感謝したいですね
タマタマが圧迫され痛がりながら走っていたようなのでこれまでの走りは度外視
馬体ももう少し増えそうですが早生まれで早仕上げされていた仔なのでお釣りがあるかどうか… 血統にはモーリスやエアグルーヴといった晩成の血が流れているのでここまで無理させなかったというのは大きい
将来性としては半信半疑ですが何とか秋に復帰してもらって年内にメドが立つ走りを期待したいところですね