東京サラブレッドクラブで出資しているディープインパクト産駒のレッドジェネシスが5/8㈯ 中京11R 京都新聞杯(3歳GⅡ)芝2200mに出走しました
レッドジェネシスについて
日本近代競馬の鉄板配合ともいえる父ディープインパクト×母父ストームキャット
エンジンのかかりが遅いものの、長い良い脚を使える
無類の牝馬好きで両枠に女の子がいると悪い意味でやる気を見せる
戦績は6戦2勝
勝ち上がりまで4戦を要しましたが、徐々に良化してきました
前走のゆきやなぎ賞は道中で脚を使いながらも直線でさらに伸びて圧勝という強い内容でした
レース結果
京都競馬場が開設100周年に向けて改修工事を行っているため、今年の京都新聞杯の舞台は中京
メンバーにはジェネシスの他に名牝シーザリオの仔 ルペルカーリア、去年の京都2歳ステークスで3着 有力どころともやりあっているマカオンドール、そのマカオンドールに前走僅差だったワイドエンペラー、ステイフーリッシュの弟ゲヴィナーなど11頭が揃いました
ジェネシスは前走のゆきやなぎ賞から増減なしの488キロでの出走
スタートは人気のルペルカーリアが好スタート
団野騎乗のブレークアップが押してハナを主張するも、第1コーナー手前あたりでルペルカーリアが馬なりでハナを簡単に奪い返す(ジェネシスは先頭から8馬身ほど離れた位置で先行集団見ながらレースを進めます)
第2コーナーをカーブし向こう正面に入ったところでジェネシスの前にいた岩田望騎乗のゲヴィナーが鞭を入れながら3番手まで上がっていく(ちなみに1000m通過59秒9平均ペース ジェネシスは動かず後方待機 それを見る形でマカオンドールが追走)
第3コーナーで後方で待機していたジェネシスも馬群を縫うように進出開始 ルペルカーリアはブレークアップと一緒に後続を突き放す マカオンドールはジェネシスと一緒に上がっていこうとしたものの前が壁になり進出が遅れて直線へ
ブレークアップが早々に一杯になりルペルカーリアが4馬身ほどリードを取るも、外からジェネシスとマカオンドールが差を詰める
坂を上り切ったところでジェネシスが一気に伸びて残り100mを切ったところで必死に粘るルペルカーリアをかわしてゴールイン‼
川田騎手のコメント
「ゲートを出たところから、他の馬たちが速かったですし、この馬自身は自分のリズムをキープしながら、この流れなら追いかけなくてもいいという思いで1コーナーを回りました。道中のリズムもよく、直線に入った時は届くなと思うくらい雰囲気も良かったです。あとはルペルカーリアをつかまえるだけという思いで直線を向きました。距離が長い方がこの馬にとっては競馬はしやすくなります。いろんな形の競馬をしてきましたが、いろんな形で結果を出してくれているのがとても偉いと思います。」
友道先生のコメント
「新馬の時から素質は感じていました。しかし精神的にも身体も緩くて、なかなか結果を出せなかったのですが、川田騎手に乗り替わってから一戦一戦競馬も教えてくれて、それに応えて馬も成長してくれました。良くここまで来てくれました。ルペルカーリアが引っ張った分、この馬の競馬、前走のようにじっと後ろで我慢して自分のペースでという競馬になったと思います。この後はダービーという話になると思います」
ざっくりレース分析
12.7-11.1-11.3-12.7-12.1-12.3-11.4-11.5-11.5-12.0-12.6(35.1-36.1)
水準タイムは今回が中京開催ということで比較はできませんでしたが、古馬条件まで含めるとだいたい2:12.0あたりが妥当?(同条件のレースが少ないので評価しづらい)
そう考えますと0.8秒ほど上回ったことになりますが、この日の中京は超とは言わないが高速馬場だったので、そのことを踏まえるとギリギリ及第点ところでしょうか
感想
ザイディックメアとジャポニカーラから始まった僕の一口馬主ライフ
8年目、ようやく掴んだ出資馬重賞初制覇‼
それが川田騎手の通算1600勝と友道先生の通算600勝のメモリアルとは… 忘れられない1日となりました\(^o^)/
ディープ×ストームキャットということで注目され、いざデビューしてみれば精彩を欠きボロクソに叩かれた日々が懐かしい…(´;ω;`)
そんなジェネシスがダービーですよダービー‼
ただ残念なのが川田騎手がダノンザキッドの先約がありジェネシスに乗ってもらえないこと…
デムーロ?戸崎?三浦?藤岡康?果たして誰が乗るのかなと思ったら昨日こんな報道が…
ノリさんかあ…
友道先生のコメント
「後ろで我慢して、直線で伸びてくるスタイルに(横山典は)合っているかなと思います。」
ジェネシスは直線一気はできないことを先生から念押ししてほしいですね~
後方ポツンは勘弁して(-_-;)