東京サラブレッドクラブで出資しているワールドエース産駒のレッドヴェロシティが5/1㈯ 東京11R 青葉賞(3歳GⅡ)芝2400mに出走しました
レッドヴェロシティについて
父のワールドエースはG1こそないものの世代屈指の素質を持ち合わせていました
母のトップモーションの兄弟には2006年青葉賞をを制したアドマイヤメインがいます
セレクトセール出身の馬で2700万という評価を受けており、その影響で1口当たりの価格が9万/400口と若干割高になっています
戦績は5戦2勝
前走の水仙賞ではノーステッキでマカオンドールらを完封しています
レース結果
スタートでノースブリッジとタガノカイが逃げを主張するも、内枠のノースブリッジがすんなりハナを奪います
ヴェロシティは五分のスタートで無理に先行争いには加わらず中団でレースを進めることに…
向こう正面に入ると、逃げ集団から2馬身ほど離れたところに人気のアオイショー、さらに3馬身ほど離れたところにワンダフルタウン、ヴェロシティはそこから4馬身ほど離れたインを追走していました
前から後ろまで縦に長い隊列になってはいたものの、1000m通過が60秒5とちょいスロー~ミドルペースとそこまで速くはない模様
1200mを通過したところで中団の内で脚を溜めていたヴェロシティは進路を求め徐々に外に持ち出し始め直線へ
手応えは悪くありませんでしたが、少し前に位置していたワンダフルタウン、同じような場所から内で我慢していたキングストンボーイの2頭との差をどうしても縮めることができません
結果は1着とタイム差無し ハナ+クビ差の3着に敗れました(´;ω;`)ブワッ
デムーロのコメント
「展開が向かなかったです。スムーズな競馬をしたかったのですが、向正面も3コーナーも密集していて、ちょっと内で狭くなってしまいました。良い脚を使ってくれましたが......」
ざっくりレース分析
勝ちタイム 2:25.2(水準 2:25.8~2:26.0)
12.5-10.6-12.1-12.8-12.5-12.6-12.7-12.5-12.1-11.6-11.3-11.9(35.2-34.8)
タイムだけで考えれば水準を0.6~0.8秒ほど上回っています
しかし、東京の超高速馬場ということを考えれば1秒ほど物足りない
今回と同じようにスローで流れた近年の青葉賞の勝ちタイムと比較
オーソリティ(2020年)⇒2:23.0
ゴーフォザサミット(2018年)⇒2:24.4
アドミラブル(2017年)⇒2:23.6 ※ちょいミドル
ヴァンキッシュラン(2016年)⇒2:24.2
感想
まず一言「悔しいです!」
近走の必勝パターンのように逃げることはできませんでしたが、デムーロがそれをしっかりリカバーしてくれていうことなしの競馬をしてくれました
うーん…。やはり東京向きの決め手がある子じゃないので今の段階ではあれが精一杯でしょう
それでもダービーの出走権利にクビ差届かなかったわけですから悔やんでも悔やみきれませんね…
「もうちょい前にいればなあ…」とか「バテないジリ脚を生かしてロングスパートをしていればなあ…」とか無意識に思ってしまいます
改めまして好騎乗してくれたデムーロさん、太りやすいう体質のヴェロシティを完璧に仕上げてくれたキムテツ先生他スタッフの皆様に感謝申し上げます
そしてヴェロシティ、ダービーへの道が断たれたことで恐らくここから休養に入ると思うけど…
この悔しさは秋の菊の舞台で晴らそうぜ!
ホントにお疲れ様!